あのシリーズがついに実写になるらしい。しかも主演を聞いて二度見してしまった。
大人気小説『薬屋のひとりごと』の実写ドラマ化が発表されて、主人公・猫猫(マオマオ)役に抜擢されたのが芦田愛菜さん。Amazon MGMスタジオと東宝の共同製作で、240以上の国と地域で2028年にPrime Videoにて世界独占配信されるという、かなり大掛かりなプロジェクトだ。監督はYuki Saitoさん、脚本は吉田恵里香さんが担当するとのことで、制作体制からしてかなり本腰を入れてるのが伝わってくる。

『薬屋のひとりごと』を知らない人向けにざっくり説明すると、中世の後宮を舞台に、花街育ちの薬師少女・猫猫が宮中で起きるさまざまな謎や陰謀を薬学の知識で解き明かしていくミステリー。単なる恋愛ものでも単なる推理ものでもなくて、後宮という閉じた世界の人間関係と、猫猫の観察眼・薬学知識が組み合わさって謎が解けていく構成が支持されてる理由なんだと思う。原作小説はシリーズ累計で大ヒットしてて、アニメ化もされてる人気IPだから、実写化のハードルはかなり高いはず。
気になる芦田さんのコメントがまた良かった。「もともと、原作小説からの大ファンだったので、思いの強い作品を演じるということで緊張もあったのですが、大好きな作品の大好きなキャラクターを演じることができるというのは、この上ない幸せだなと感じました」とのこと。ただ起用されたスターというより、根っからのファンが夢を叶えた感じが伝わってくるコメントだと思う。
個人的に一番「これは安心できそう」と思ったのが、原作者・日向夏さんの反応。猫猫役が芦田さんに決まったとき「あ、これは安心してお任せできる」と思い、実際に会って「猫猫だ!」となったというエピソードを明かしてる。原作ファンが一番気にするのって、結局「原作者本人が納得してるかどうか」だったりするから、この一言だけでかなり期待値が上がった人も多いんじゃないだろうか。
芦田愛菜さんといえば、3歳で芸能活動をスタートして、2010年のドラマ『Mother』で虐待される少女役を演じたことが大きな転機になった人。その年のドラマ賞を新人賞総なめにするくらいの衝撃的な演技力で、一気に「天才子役」として知られるようになった。今は慶應義塾大学法学部政治学科に在学中で、女優業と学業を両立させながら、映画やCM、テレビ番組MC、国連関連の親善大使まで幅広く活動してる。子役出身であそこまで「地に足のついたキャリア」を積み重ねてる人も珍しいと思う。
そんな彼女が「大ファン」を公言する作品に本人役で挑む今回のキャスティングは、単なる話題作りではなく、かなり本気度の高いプロジェクトなんだろうなと感じさせる。

ティザービジュアルもすでに公開されてて、後宮を思わせる衣装に身を包んだカットが話題になってる。まだ本編の情報は少ないけど、このビジュアル一枚だけでも世界観の作り込みの本気度が伝わってくる。
240以上の国と地域で同時配信っていうスケール感も改めてすごい。これまで日本の小説原作コンテンツが世界同時配信でここまで大きく展開される例ってそう多くなかったと思うから、成功すれば日本発ミステリーIPの海外展開のモデルケースにもなりそう。Amazon MGMスタジオと東宝という組み合わせ自体、両者の本気度の高さを物語ってる気がする。
2028年配信というのはまだ少し先の話だけど、原作ファンとしては今から楽しみで仕方ない。追加キャストの発表なんかも、これからどんどん出てくるはず。壬氏役は誰になるのか、個人的にはそこも気になってる。
皆さんは『薬屋のひとりごと』読んだことありますか?実写版、期待してますか?
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